最近知り合いとの雑談で聞いたのだが、中国もインドもひと頃騒がれたような景気の悪さは全然ないそうだ。あ、もちろんナレッジスキルワーカーの話であるが。IT系でいうとバイドゥやアリババなんて普通に成長しているらしい。一方で、USやEUのアカデミック系ポストは、テニュアトラックの上は詰まっているし、不況で企業が金出さなくなって補助金も減ってポスト増やせないし、その割にはポスドク激多しだし、というテニュアポストフリーズ状態がすごいらしく、その状況は金融の信用収縮をも超えるらしい。もちろん、金融はダメなのは言うまでもないけれど。またグローバルでMBAの価値が激下がり中で、日本の英検並になっているとか。まあ、これは冗談だと思うけれど。
USのIT業界では学部や修士出たての若い連中が大きな企業に就職せず(というよりこの不況で就職できず)、そのまま起業してガンガン開発してAWS上でサービスを立ち上げるってな会社が雨後の竹の子状態らしい。いわゆる”forced-entrepreneurship”に青春の暴走が加わった感じだね( http://kashino.exblog.jp/8067034/ )。運がよければY Combinatorから出資を受けてとか。こんな不況状態でもダーウィン的環境が出現するとは。なんかヤバイね、USのIT系におけるイノベーションのブッチギリ具合はこれからも変わらない感じがする。ITで今更Googleなんかに就職しちゃうのはロートルかできないヤツだという雰囲気があるそう。本当ならすげえ。
その他にもいろいろ話を聞いたけれど、安心感から人と同じことをやっているだけだと、そのブームがブレた時に取り返しもつかないことになりやすいのかなあ、ということを感じた。まあ、意味もないのに逆張りするのも間違いだが。

