“子供のころ、単に面倒くさいだけの、まったくつまらない「宿題」がしばしば出ていたのを思い出す。そして、こういうバカな宿題からは大人になったら解放さ れるのだろうな、と密かに思っていた。が、そうではなった。大人になって会社に勤めるようになってからも、そうした空虚な宿題は依然として存在するのだ。 否、むしろ大人の方がこうした宿題に遭遇する確率は高いのかもしれない。今日、そうした宿題に不運にも遭遇して、我が身の不幸と才の無さを嘆き悲しむ。お 金で何を買うべきかといって、こういう宿題と関わらずにすむ「自由」を買うこと以外はちょっと考えつかない。
蛇足。ほとんど自明なのだけ ど、こうした宿題は大抵の場合、先生なり上司といった「上の人」の権力欲の発露にすぎないことが多い。さらに救いがたいことに、本人たちはそうであること にまるで無自覚だ。それどころか「あなたの為だから」という外為オンラインのCMみたいなことを思っていたりする。まさに、地獄への道は善意で敷き詰めら れている。 ”
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